屋内型と屋外型のパワーコンディショナーの違い

太陽光発電の直流電気は、パワーコンディショナーで交流に変えないと交流の電気機器で使えません。また、売電も交流電気で行います。ところで、パワーコンディショナーの設置場所は大きく分けて屋内型と屋外型があります。それでは、それぞれの違いを見てみましょう。

昔から使われていたのが屋内型です。こちらは、コンパクトに作られていて、屋内なので自然環境の影響を受けにくいのが特徴です。そのためメンテナンスも簡単で、屋外型より寿命が長いと言われています。一方で、適当な設置場所がないと無理な設置方式をすることになったり、動作音が気になることもあるそうです。

屋外型は、設置場所の制限が少ないメリットがあります。また、動作音も屋内型ほど気にならないと言われています。一方で、自然環境の影響を直接受けるため、メンテナンスの回数が屋内型より多くなるそうです。そして、寿命も屋内型より短いと言われています。

もう一つは、屋内型より大型になるため設置場所の強度も求められます。さて、パワーコンディショナーは屋内型と屋外型のどちらが主流なのでしょうか。以前は屋内型が主流でしたが、現在では、屋外型が人気だそうです。これは、室内型ですと設置場所と騒音問題があるからだと思われます。

また、発電容量が大きい太陽光発電システムでは、パワーコンディショナーも大型になるため屋外にしか設置できないということも言えます。以上、簡単に屋内型と屋外型のの違いを見てみました。なお、パワーコンディショナーの寿命は、太陽光パネルより短く10年から15年が平均だと言われています。