フロアコーティングの価格と耐用年数について

フロアコーティングが最近流行しています。汚れ落ちがよく、傷もつきにくいメリットがあるため行っている家庭が増えています。しかしフロアコーティングには様々な種類が有り、床材との相性や耐用年数などがそれぞれ異なる上、料金もそれぞれ異なります。その違いを知ったうえで、最適な方法を選ぶことが大切です。

フロアッコーティングの中で最も安価と言われるのは、水性ウレタンコーティングと呼ばれるものです。これは水性のウレタン塗料を表面に塗布する物で、約3年から5年程度の耐用年数ですが、床材にも優しい水性の皮膜を使用しているため、どんな床材にも合う特性が有ります。費用も40畳程度で10万程度と、比較的安価なものです。このほか、油性のウレタンコーティングでは10年程度と耐用年数が延びますが費用も20万程度と割高になります。

さらに、シリコンコーティングでは耐用年数は15年程度、費用は25万円程度となりますが、安定的に効果が長持ちし、且つ費用もそれほど高くないので人気の高いコーティング方法です。しっかりフロアコーティングを行いたい場合にはガラスコーティングやUVコーティングが有り、耐用年数は20年以上と半永久的ですが、費用も30万程度かかるものです。さらに、床に強固な皮膜をつくるので床材によっては割れたり、傷んでしまう危険もあるため、その相性を十分に確認してから行う必要があります。また、ガラスコーティングやUVコーティングは表面が強固で滑らかなため、滑りやすくなってしまうことが難点です。