フロアコーティングで長期間のメンテナンスフリー

フローリングの床面積は多く在る住宅が増えています。新築の一戸建て、マンションなどのモデルルームに出掛けると、和室は1部屋で他は全て洋室であり、洋室の床はフローリングと言ったケースが増えているわけです。フローリングの良さと言うのは、光沢感や木の温もりを感じさせてくれることであり、これを長期間維持するためにはメンテナンスが必須となります。フロアコーティングはメンテナンスを最小限にしてくれる施工技術でもあり、フローリング床の表面にコーティング塗料を使って塗布する事で、材料に応じた耐用年数の中でメンテナンスが不要になると言った利点が在ります。

フロアコーティングは、アクリル系、ウレタン、ガラス、シリコン、UVと言った材料の違いによる種類が用意されています。耐用年数について注目した場合、アクリル系は3年程度、ウレタンは8年前後、ガラスは10年前後、シリコンは8~10年、UVは20年以上と言われており、耐用年数で選ぶのであればUVと言う事になります。但し、耐用年数が長くなる事で施工費用が高くなるため、現在の住宅が中古住宅で、家の寿命が10年ほどとした場合などではUVでは無駄が生じてしまう事も有ります。そのため、住宅の寿命、耐用年数、費用と言ったことに注目してフロアコーティングの種類を選ぶ事が大切です。

尚、フロアコーティングを行うことで、水拭き掃除が出来るようになると言いますが、これはフローリング床の表面にコーティング剤が塗布されるからで、日々の掃除を楽に行えると言う利点も在ります。