パワーコンディショナーの価格について

パワーコンディショナーの価格の決定要因として第一に挙げられるのは、そのパワーコンディショナーの性能です。主な性能指標としまして、変換効率、最大定格出力があります。変換効率とはソーラー発電の場合、ソーラーパネルで発電した直流の電気をどれだけの割合を交流の電気に変換できるかということを示す指標です。単位はパーセント(%)で、100%に近いほど高性能かつ高価です。

次に最大定格出力とは、出力できる電力の最大値のことです。もしソーラーパネル側の発電量が最大定格出力を上回っていた場合、上回った分だけ出力できず、つまり利用できずに無駄となってしまいます。よって最大定格出力は高いほうが高性能で、価格も高くなります。パワーコンディショナーの価格を決める他の要因として、屋内に設置するか、屋外に設置するかという点があります。

パワーコンディショナーは通常屋内に設置するものですが、スペースの都合上等で設置できず、やむなく屋外に置く場合もあります。このとき、故障のリスクから機械を保護するため、屋外設置箱の中に格納する必要があります。よって屋外に置く場合は設置箱の費用も別途かかりますので、屋内設置よりも費用が高くなります。また機械的な要因以外にも、メーカーによる保証期間やアフターサービスの充実度によっても価格は異なります。

パワーコンディショナーの寿命は10年から15年程度と長いので、アフターサービス等は購入の際十分に考慮すべき項目となります。窓の騒音対策のことならこちら